こんにちは。 湯~爺ぃです。
ご無沙汰しております。
3月の半ばまで北陸で融雪の仕事に明け暮れておりましたが、大阪に戻ると桜の蕾が迎えてくれました。
春の到来ですね。
桜が咲くと、なぜか子供の頃を、それも夕暮れを思い起こします。
あったかく、ちょっと寂しいような。
今日はすこしマニアックな話題で失礼します。
私の本業の中で、制御装置の開発が含まれておりますが、最近は小型機器の進化に驚いています。
以前、簡単な計測回路はワンチップマイコンでその都度作っていたのですが、ここ5年くらいはその必要が無くなってしまいました。
それは、入出力のポートが沢山あって、センサや小型LEDを駆動できるマイコン基板が安く手に入るからです。
その名は、
『Arduino』 (アルデュイーノ)
イタリアでデザインされた汎用制御ボードです。
これが急速に普及した背景として、
・安価。
ボードは3000円台から。
しかも『永久保証』 http://trac.switch-science.com/wiki/warranty
開発環境は無償配布 (役に立ったら寄付はしましょう)
・使用例が沢山公開されている
・スタイリッシュ。 (女子にも人気! たぶん・・)
といった事情が幸いしたと思います。
私は、小型の『Arduino Nano』(または、その互換品)を使います。
右側:Arduino Nano (親指サイズ)
ちなみに、上の写真で左側にあるのは『Raspberry-Pi』(ラズベリーパイ) という高性能なボードです。 マイクロSDカードにLinuxを入れて起動すると、PCとしても使えます。
ちっちゃいけれど、ハイスペックですよ。
ところが、最近は機能をぎゅっと凝縮した製品が出て来ました。
『M5Stack』
サイズは5cm角、カラー液晶画面、押しボタン、Bluetooth、制御用入出力、などなど。
これだけ機能が揃っていて、4千円台で売られています。
中国・深圳のメーカー(社名も『M5Stack』)が作ったものですが、あっという間に世界中に広がり、多数の愛用者を生み出しました。
写真:M5Stack Basic
同社は、Amazonとも協業を開始しており、IoTを実装するツールが身近になってきました。
日本の技術屋さん、チャレンジしよう!
では、ごきげんよう。
2021.04.01(大阪は晴) 湯~爺ぃ