こんにちは。 湯~爺ぃです。
昨日は土筆を食べたという、ささやかな話でした。
土筆つながりで今日は『スギナ』について。
子供の頃、土筆が大きくなるとスギナになる、と思い込んでいました。
春先にまず土筆が姿を現し、その後にスギナが茂り始めるので
土筆がスギナに変わるように見えたのでしょう。
スギナの根は、細いのに引っ張っても中々切れません。
おまけに地中に張り巡らしていて、草取りにはとても難儀しました。
植物学者の稲垣栄洋氏によると、
原爆を落とされて焦土と化した広島で、最初に生えた草はスギナだったそうです。
地中深くに残っていた地下茎が原爆の高熱を免れて生き残っていたのですね。
昭和天皇さまは、『雑草という名の草は無い』という言葉を残しておられます。
農地では目の敵にされるスギナですが、利尿作用があるため、
お茶にしたり、漢方薬にもなります
ただし、心臓や腎臓の弱い人には禁忌とされますので、お気を付けください。
余談ですが、私はスギナを入浴剤にしようと目論んでおります。
では、ごきげんよう。
2021.04.13(大阪は快晴) 湯~爺ぃ