こんにちは。 湯~爺ぃです。
ようやく梅雨が明けましたね。
これから真夏日が続きそうです。
私はご近所の家庭菜園の脇を毎朝通るのですが、
真っ赤に熟したミニトマトが収穫を待っていました。
さて、『光触媒』のお話の続きです。
前回、光触媒が物質を分解する、というお話でした。
それで建物の外装に使われています。
その一つが、東京駅八重洲口のグランルーフです。
全長240mにおよぶ巨大なものです。
光触媒のコーティングは、白さを長持ちさせる効果があるんですね。
東京駅八重洲口のグランルーフ
設計:ヘルムート・ヤーン,ヴェルナーゾーベック
新しい光触媒
光触媒のエネルギー源は、紫外線でした。
と、過去形で書いたのは、理由があります。
現在、屋内で使われている光触媒は、蛍光灯やLEDなど
電灯の光からエネルギーをもらって作用します。
新しい光触媒を開発された東大の橋本和仁教授によると、
「新しい光触媒は、紫外線を含まない蛍光灯の光を
照射するだけで、感染性ウイルスを大幅に不活化させます。」
検証試験が行われ、優れた抗菌作用が確認されているそうです。
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100154.html
日本で生まれたイノベーションが、コロナを抑える力と
なることを願っています。
では、ごきげんよう。
2020.08.05(大阪は晴) 湯~爺ぃ